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刺繍糸で愉しむパンチニードル②

前回、樋口愉美子さんの「刺繍糸で愉しむパンチニードル」の付録キットの紹介と、パンチニードル初心者な私が付録のブローチ作りに挑戦する記事を書きました。

今回はその後編、パンチニードル刺繍の仕上げとブローチへ仕立てる所までを書きます。

前回までのおさらいはこちら!

合わせて読む
刺繍糸で愉しむパンチニードル①

今回はパンチニードルに初挑戦します! 刺繍は色々やってきたつもりなのですが、パンチニードルは全くの初めて。 そもそも、何 ...

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二色目を始める

一色目の時と同じように、二色目(DMC25番の3363)の刺繍糸をニードルペンにセットします。

スタート地点は一色目と同じように葉っぱの根元部分から。

まずは外側から刺していき、次に葉脈の輪郭をなぞっていき、最後に中を埋めていきます。

この時、隣の縫い目と互い違いになるように刺していくと出来上がりがきれいになるそうです。

糸を整理する

刺し終わった裏側がこちら!

モジャモジャ!!!葉脈が迷子になってる…(涙)

初挑戦とはいえこれでは何だか分からないので、ループ部分の糸をニードルペンの先で整理していきます。

地道な作業だけれど、糸自体はパンチニードルの構造上、変に絡まったり結べてしまったりはしていないのでそこまでイライラせずにすすめます。

とは言え、このモサモサ具合を解消するのにニードルで刺繍を刺している時間の倍以上掛かってしまいました(泣)

やっと葉脈見えてきた!!!!

エクリュの糸が発掘されて、葉っぱっぽくなってきました。

接着剤を塗る

モジャモジャを整えたら、反対側のニードルを刺していた面にボンドを塗ります。

パンチニードルは糸を縫いつけている訳ではなく、布目に差し込んでいるので一目ほつれると全部ほつれてしまうので、糸始末として接着剤を裏になる面に塗ります。

ブローチに仕立てる

余った糸などを処理して、周りの布を5㎜幅残して切ります。

そして、曲線に合わせて切り目を入れ、端の部分を切取ります。

裏から見るとこんな感じです。

布の部分にボンドを塗って折り畳んでいきます。

葉っぱの形に合わせてフェルトを切り、フェルトにブローチピンを縫いつけます。

ちょっとピンが大き過ぎたかも…

ピンを縫いつけたフェルトをボンドで葉っぱモチーフの裏に貼り付けたら完成です!

つけてみるとこんな感じ!

ちょっと葉脈が迷子気味ではありますが、いい感じです!

「刺繍糸で愉しむパンチニードル」感想

樋口愉美子さんの「刺繍糸で愉しむパンチニードル」。パンチニードル初心者にも分かりやすい内容で、ニードルペンや布の付録もあり、個人的には満足な内容でした。

ただ、刺繍自体が初めての方だと刺繍枠などの道具を揃えないと始められないので注意が必要です。

そして、ムック本なのでページ数が少なく本としての内容は比較的薄め。刺し上がりが絡まないコツや刺し方のコツなど細かい解説や、もっと沢山の図案やデザインがあったら嬉しいなぁと思いました。

気になる方は電子版もあるので、チェックしてみて下さいね!

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