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刺繍糸で愉しむパンチニードル①

今回はパンチニードルに初挑戦します!

刺繍は色々やってきたつもりなのですが、パンチニードルは全くの初めて。

そもそも、何故パンチニードルをやろうと思ったかと言うと

こちらのムック本を買ってしまったから

(どうやら付録付きは現在入手困難なようです。)

刺繍糸で愉しむパンチニードル」は刺繍作家•樋口愉美子さんの初のパンチニードルのムック本です。

樋口愉美子さんと言えば、刺繍好きなら誰しもが憧れる、美しいテキスタイルの様な刺繍の数々を生み出されておられる刺繍作家さん。

樋口さんの本とInstagram、私、ずっと眺めていられます…。

そんな樋口さんのパンチニードル本!

買わない訳にはいかないでしょう。と言う事で、Amazonで予約購入しました!(予約分はその後完売になり一次的に品切れになったみたいです。流石は刺繍の神•樋口さん!)

早速開封♪

このムック本、DMCのパンチニードルペンと替え針、DMCの刺繍糸2色、糸通し、そしてリネンの布が付録となっています。(糸通しがびっくりな長さ!)

リネン布と刺繍糸は葉っぱのブローチが一個作れる分の材料となるようです。

そもそもパンチニードル刺繍とは?

パンチニードルとは太い筒状の針に糸を通し、布にプチプチと刺しながら模様を作っていく刺繍です。

縫うよりも描くと言った感じで、モコモコとしたタオルループの様な質感の刺繍が簡単に出来てしまうお手軽な刺繍だそうです。

専用のパンチニードルという針を使い、毛糸を使用する事が多い様です。

葉っぱのブローチを作ろう!

用意する物

さて、付録の葉っぱブローチを作る為に自分で用意した物がこちら。

  • トレーシングペーパー
  • 刺繍枠
  • サインペン(太•細)
  • ボンド
  • 裏地用フェルト
  • ブローチピン
  • セロハンテープ
  • ハサミ(裁ち鋏もあると良いかも!)

まずは図案をうつす

まずは見本の図案をトレーシングペーパーに書き写します。

この時使うのがサインペンの太い方

後で布に図案を写す時に見易くする為だそうです。

刺繍枠の準備

次に刺繍枠に付録のリネン布を貼ります。

しっかりピンと張った状態に貼りましょう。

刺繍枠のネジが締めにくい時はマイナスドライバーで締めると良いですよ!

ちなみに私の使っている枠は小さめの8cmの物で、ワンポイント刺繍や布面積の狭い時にとても重宝するのでオススメです♪

図案を布に写す

通常、図案を布に写す時にはチャコペーパーを使うのですが、パンチニードルは刺繍枠に張った布の裏面に先程のトレーシングペーパーをテープで貼り、光に透かしながら表面に写すという方法だそうです…面白いですね!

トレーシングペーパーを貼る時は図案を描いた面が上になる様に貼って下さい。

トレーシングペーパーを裏面に貼ったら、光に透かしながらサインペンの細い方でなぞっていきます。

(これは、昼間にやった方が分かりやすいかも…。)

パンチニードルの準備

図案を写せたら、パンチニードルペンの準備をします。

準備するのはこの4点。

  • パンチニードルペン
  • Mサイズ替針
  • 糸通し
  • 25番刺繍糸エクリュ

付録にはパンチニードルのペンとS•M•Lの三種類のサイズの替針がついていました。

今回は25番の刺繍糸を使うので、使う針はMサイズだそうです。

付録に入っていたペンには元からLサイズの針がセットされているので、それをMサイズ針に付け替えます。

ペンの上のキャップを外して、Lサイズ針を取り出し(Lサイズ針にはバネがついていません。)バネがついたままのMサイズ針を入れ、ネジをペンのメモリ6の所でしっかりしめます。

糸を通す

さて、ここであの長い糸通しの出番です。

ペンの中を通すからこんなに長いんですね!

ニードルペンの針の方から糸通しを入れ、先に刺繍糸を通します。

ゆっくり糸通しを抜いて、刺繍糸が針の先に出てきたら、針先の穴な糸の端を通して5センチ程余裕を持たせます。(写真は糸を出し過ぎました…。)

これで準備はOKです!

さっそく縫い始めましょう♪

縫い始め

縫い始めはニードルをブスッと刺して、そのまま糸の先も全て反対側に出る様にして始めます。

そしてまたニードルを引抜き、針の幅と同じ位先にまたブスッと刺します。

この時、針の穴の部分を進行方向と反対に向けて刺します。

これの繰り返しです。プスプスと刺していきますが、意外と抜けない!不思議!

さて、ある程度刺していきました。

裏面はこんな感じ。

そう!お気付きの方、ご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、実はパンチニードルはこのモコモコした面が表になるのです!(刺している面を表とする場合もあります。)

つまり、裏から刺していくという事になります。

針をしっかりペンの根元まで刺さないとをモコモコの長さがバラバラになりますね。

刺繍糸の束から長めに引き出す事と刺す深さに気を付けて続きをやろうと思います。

仕上げからブローチへの仕立てはこちらからどうぞ。

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